ニーハオ,夢を語らないブログ

ガラスの靴はもうしまおうよ

塩対応の中国人と恋心

みなさん、こんにちは。

ご無沙汰しております、おすしです。

半年ぶりの更新です。さぼりまくっててすみません。

 

今回は質問箱でこんな質問を頂いたのでちょっと踏み込んでお答えさせて頂きます。

 

f:id:vicki-osushi:20180620204716j:image

 

恋する乙女の文章が長すぎて思わず468回ほど断念しそうになりましたが

なんとか最後まで読みました。

 

最後まで読むのがめんど…大変だったみなさんのために

こちらの質問要約すると

 

【好きな人(中国人)が塩対応なんだけど、中国人てこんなもん?私これからどーすりゃいいの?】

 

以上です。

 

ではこんな目次でいってみましょう。

 

  • やってあげても塩対応の中国人
  • 中国人にとって「何かしてあげること(GIVE)」とは?
  • 塩対応の中国人の彼にどうアプローチすれば良いか?

 

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やってあげても塩対応の中国人

 

みなさんは中国人にプレゼントをしたことはありますか?

私はあります。

 

 

おお、同じく塩対応されてますね。(その後の展開はあるにしても)

 

私はOL時代によく同僚と御飯に行っていてお財布係としての役目を果たしてたんですが

もちろんお会計後の彼らの反応は「谢谢!(軽め)」だけです。

 

いや、それはまだ良いとしても

取引先に大きな金額を割引しても「谢谢!(軽め)」だけです。

 

要するに何かしてあげても、大体中国人の反応は【日本人から見ると】塩対応です。

 

さて、どうしてでしょう。

 

中国人にとって「何かしてあげること(GIVE)」とは?

 

 

それでは逆に中国人に何かしてもらったときのシチュエーションを思い出してみます。

 

 

 

いやいや、中国人。なにかしてあげるときもさっぱりしすぎでしょ。

 

結論から言うと中国人にとって「何かをしてあげること(GIVE)」は見返りを求めてやってるわけじゃないんですよ。

じゃあ何のためにするかって?

それは「自分の信用価値を高めるため」です。

 

信用価値って何かというと、クレジットカードの信用みたいなものです。

期限内にきちんと支払いをすれば回数をこなすごとにその人の信用は増えていき

低い年利でお金を借りることができたり、カードの限度額が増えたりします。

 

それと同じ原理で中国人はGIVEをしてると思うんですよね。

 

なぜかというと中国は「個人」を信用する社会だからです。

日本は大企業に勤めているからあの人はスゴイ、とか

公務員だから低金利で住宅ローンが組めた、とか属している組織を重要視する傾向がありますよね。

でも中国では個人の能力を見るし、見られる。

まず名刺交換は中国ではほとんど意味をなさず、初対面で話しながら相手の力量をじっくり観察します。

だからいくら有名な企業の担当者であっても「あいつは使えねー」認定されれば仕事は来ないし、1人だけの零細企業でも担当者が優れていればすぐに交渉成立となります。

 

Twitter

 

 

こういう世界ね。

 

何かしてあげるときは自分の信用価値創造のために動くからすぐに見返りは求めないし

何かしてもらっても「あー頑張ってんね」くらいの感じだから

日本人から見て塩対応だなぁ…と感じてしまうわけですね。

 

ではこの中国人の習慣を理解した上でこれからの質問者さんの動きを考えます。

 

 

塩対応の中国人の彼にどうアプローチすれば良いか?

 

答えはただ一つ。

 

「与え続けること」です。

 

彼が塩対応なのは上記の理由により文化の違いだからしゃーない。

(元も子もないな笑)

ここは中国人風に「自分の価値を高めるために」何かをし続けてあげましょ。

 

てかミンティアごときで見返り期待するな!

爆笑したよ!

 

彼の帰宅時ミニスカポリスの格好で肉じゃが作って待ってるくらいやってから文句言お。

 

もし恋路がうまく開かなくても相手の気持ちを考えて与え続けた経験は

後々ぜったいに役に立ちます。

人の気持ち考えられないいい大人、ほんとにたくさんいるから。

 

がんばってくださいね。

 

 

ちなみに

 

 

 

ミニスカポリスのコスプレはタオバオでお得に買ってね♡

サプライズで下着はナースにしちゃお♡

 

ばあい。

 

中国にセクハラはあるのか

皆様こんにちは。

もう年の瀬ですね。

2017年最後の日どのようにお過ごしでしょうか。

 

年末までに更新すると宣言していたこのブログ。

結局今日までひっぱり続けてしまったため

記事の内容も全然タイムリーじゃなくなってしまいました。笑。

 

大変お粗末で申し訳ありませんが

どうぞ実家のこたつや海外リゾートでの暇つぶしにでも

読んでいただけると幸いです。

 

それではどうぞ。

 

ーーーーーーーーーー

 

皆さんもう忘れているかもしれませんが、

数日前に話題になったはあちゅうさんのセクハラ・パワハラ告発記事。

 

www.buzzfeed.com

 

この出来事の賛否は多くの方がすでに討論されているので

こちらのブログでは言及しませんが

おすし流に「中国ではそのへんどうなの?」ってところを書いていきますね。

 

 

 

まずこの記事を書くにあたって知り合いの中国人に聞いてみました。

 

『中国にセクハラやパワハラってあるの?』

 

・ 

 

Aさん男性

「……そいつさあ、殴られるの怖くないの?」

 

Bさん女性

「ははは。

 ラオバン(中国語で社長)がそんなことしたらみんな辞めちゃうよ!」

 

Cさん男性

「出世争いが厳しいところではあるだろうね。」

 

 

・ 

 

 

セクハラ・パワハラの最大の原因は

年次が上がらないとお給料が増えない日本の雇用制度にあるといわれています。

 

 

収入を増やすには社内政治でのし上がる必要があるので

誰も上司や会社には逆らえない。

 

上からの圧力は下に下がってくるにつれ

理不尽な要求となりストレスを増幅させ

実力で力を見せれない者は

ゆがんだ行動によって人を支配するようになってしまう。

 

下の者は昇進の道を閉ざされることや辞めたら他の会社で雇ってもらえない

ことに怯え理不尽な要求でも我慢をしてしまう。

 

だからこの問題は大企業や伝統的な企業に多いんですよね。

 

 

 

その点中国は全然違います。

 

まず中国は徹底的な実力主義の社会ということ。

 

より多くの部下を管理し、より利益を生んだ社員が上に上がり収入もUPできるが

実力のないものはすぐに首をはねられる。

 

以前私が勤務していたのは日系企業現地法人

日本の思想が割と強い会社でしたが

そこですら実力がすべてでした。

 

 

例えば

●20代の課長が勤続年最長の50代社員を呼び捨てしビシビシと指示をだす。

●日本人幹部によって「好青年だから」との理由で採用されたマネージャーは

 実力が伴っておらず数か月で部下に見限られ言うことをきかなくなったため

 自主退職に押しやられる。

 

私も働き始めたころはあまりの日本との違いに戸惑いました。

 

日本の企業で働いていた際は「上司の言うことを聞いていれば間違いない」と

教育され、その思想が骨の髄まで染み込んでいました。

しかしここでは給料を上げるためには自分をアピールし

結果を残すことだけが唯一の出世の道だったのです。

 

もちろん最初は慣れずにおろおろしていましたが、

結果を残せば部下を増やせ、合理的であれば部下の意見も快く取り入れてくれる

上司のいる職場はとても心地の良い仕事環境でした。

 

 

中国で仮にセクハラやパワハラなんてしようものならすぐに社内に拡散され

部下がついてこなっちゃいます。

 

自分の業績を上げるレバレッジである部下が離れるということは最大の痛手なのです。

 

だから中国人は自分にとって不利になるようなセクハラ・パワハラはしない。

というかセクハラなんてしようものならすぐに袋叩きにされますね。

(中国人女性はみんなバリバリ働いてるので強いですよ!)

 

さらに下の者も上司の実力を冷静に分析し、彼の下で将来性がないと判断したら

離職を厭わず新しいリーダーをまた探す。

 

 

 

もちろん中国でもセクハラ・パワハラが一切ないとは言えません。

 

Cさんのコメントにあるように権力争いの強い職場

ーーーーー例えば政府関係、国営企業なんかにはパワハラはあると思います。

出世街道から外れたら終わりの世界ですから。

 

 

ただ全体としては合理主義・実力主義の社会なので

セクハラやパワハラといった非常に不安定要素の多い行動は少ない印象です。

 

 

そもそも

そんなしょーもない無能な人間が幅をきかせられてしまう

伝統的な日本の会社こそ世界的にみるとおかしいんですよね。

 

 

一定の地位を持っている中国人に会ってみるとすぐにわかります。

 

誰に対してもにこにこと接し

常に余裕のあるしぐさで

無理なお願いにも積極的に応じてくれ

季節ごとのあいさつも欠かしません。

 

これは日本の成功している経営者でも同じですよね。

 

 

やはりどこでも商売人は強いんです。

 

 

私はセクハラ・パワハラの罰則を強化するよりも

稼げば稼ぐほど地位も上がるインセンティブ制度を採用すべきと考えています。

その他の事務系の部署では部下からの評価制度の導入ですかね。

 

 

それでは今日はこんなところで。

 

 

 

 

みなさま、よいお年をお迎えください。

1年間お疲れ様でした。

 

 

おすし

 

 

夢を語らないブログ始めました。

こんにちは。

 

初めまして。

 

私はヴィッキー・おすしと申します。

いわゆる匿名アカウントとしてツイッターにひっそり生息している者です。

 ヴィッキー・おすし (@osushi_haochi) | Twitter 

巷では(?)親しみを込めて「おすし」と呼ばれています。

 

これからブログを始めるということで

まずは経緯のようなものをすこし、書いてみたいと思います。

 

いきなり自分の話になってしまい申し訳ないのですが

元々私、周りのことを観察するのが趣味というか。クセなんです。

 

何かを見て気になるともんもんと頭で考えてしまうんですね。

そう、煩悩のかたまり。

 

住宅街を見ては住人の人物像を分析。

待ちゆく人のファッションを見ては性格を解析。

 

今までは何か考え事をした後は周りの人に

 

「ねえねえ、さっきのコンビニで接客してくれたインド人の店員さん店長だったよ。

 何で自分でも稼げる能力ありそうなインド人なのに雇われ店長やろうと思ったのかな? 

 もしかしてあの都会の一等地所有してるから?

 てことは自国でグレーな商売してて帰国すると危ないからこっちで商売始めたのかもね云々」

 

と突拍子のないことを伝えて迷惑をかけていたわけです。

お陰様でキラキラ女子会にはことごとく呼ばれなくなりました。

 

そんな私の転機となったのは、ツイッター

 

始めたのは約1年半前。

ちょうど起業したばかりで、広告の一つになるかなと実験的に始めてみたのがきっかけです。

結局業界業務全然ツイッターとは関係なく効果は見込めないのですぐに商用アカウントは取り下げ。

まあでも、せっかくアプリもダウンロードしたし、ということで個人のアカウントを作ってぼちぼちとあふれる煩悩をつぶやき始めたんです。

 

すると驚くことに、今までもんもんと考えていたことをつぶやくだけで

反応が返ってきたんですよね。

今まで頭の上でふわふわ浮いていた分身がツイートという形になって

不特定多数の人が見る世界に吐き出され、友達を見つけて連れてきた。

 

 

そんな感覚。

 

反応をもらえてさらに話が広がって行くのがシンプルに楽しかったですね。

 

そしてそんな喜びを知ってしまった私はさらに貪欲になり

イムリーな話題として賞味期限が半日くらいしかないツイッターだけでなく

 

いつまでも取っておいて、たまに取り出せるように

思ったことをしまっておける場所が欲しいなと思い、

今回ブログを開設することになりました。

 

おしゃれなイタリアンの紹介も

ハイスペ男性とのデートの小話も

おすすめのブランドバッグの話も

 

心がワクワクするような夢のあるお話しはできませんが

 

目の前で起こっている出来事を淡々と

ちょっと違う角度で見たり、掘り下げてみて考えることの楽しさを

伝えられればいいなと思っています。

 

以前中国に住んでいたり、中国関連の仕事をしているため

中国に関するもしくは中国を絡めたお話しが多くなると思いますが

できるだけ多くの方に理解してもらえるように丁寧にお伝えできればと考えております。

 

どうぞよろしくお願いいたします。